aromatherapy

精油はなぜ薬の代替となりうるのか

今回は “精油はなぜ薬の代替となりうるのか”  という、
ちょっと堅苦しいタイトル

アロマテラピーのような自然療法って、  

本当に効くの?気休めじゃない? 

って思われる方も少なからずいらっしゃると思うんですよね

アロマテラピーというのは、 精神 と 身体 に 精油のもつ成分がアプローチすることで、自己の免疫力を高めるものです。

精神にアプローチ、というのは香りによるリラクゼーション効果とか、
何となくわかる気がしますが、 

身体にアプローチ? 

というところってイマイチ信じ難い気がします 

というわけで、 精油ってそもそも何? ってところから、お伝えしていきたいと思います。

後半では、私が今後メインとしてやっていきたい、精油の脳への効果についても触れたいと思います。

 精油というのは、 簡単に言うと、植物の芳香成分です。 

植物の分泌腺と呼ばれる、特殊な場所で合成され、油嚢という場所に蓄えられています。 

そして、植物に合った様々な方法で抽出されることで、私たちは精油を使うことが出来ます。

そもそも、植物にはなぜ、精油があるのか。今のところ科学的に証明されているのは、以下の6つの理由です。

1️⃣ 昆虫や鳥を引き寄せて、受粉を助ける、誘引効果

▷人間がいい香り〜と感じるのもこの効果です。  

2️⃣カビや細菌や、微生物などから身を守る

▷これが、精油のもつ、抗真菌・抗菌作用に繋がります。 

3️⃣他の植物が成長するのを妨げる

▷松の葉から取れる、パインなどにはこの成分が含まれるそうです。パインは、強い殺菌・消毒・抗ウイルス作用があるのも、こういった成分があるからかもしれません☀️ 

4️⃣日差しや熱から身を守る

▷この作用があるので、精油を使って日焼け止めを作ることが出来ます✨  

5️⃣植物自身が受けた傷を治療する 

▷瘢痕形成などの傷のケアやスキンケアができるのはこの効果です💫  

6️⃣動物・昆虫などから摂食されるのを防ぐ、忌避効果 

▷精油を使った虫除けスプレーなどはこの効果を活用します

これらのような、精油が持つ効果を、私たちはアロマテラピーとして活用させて頂いている、というわけです。

実際、世の中の化学的な薬も、こういった精油の組成を真似して作られています💊  

ただ、精油の方がより複雑な構造なので、薬のように副作用が出たり、薬剤耐性がついたり、ということが少ないのです。

 (急激に多量摂取することによる好転反応は出る可能性があるので、濃度などに注意してブレンドすることが大切です)

さらに、精油のもつ香りは、脳に直接アプローチすることが出来るそうです。

におい の情報というのは、優先的に伝達される経路があるということが判明されました。

 嗅覚は、鼻腔内ににおい分子が付着して、嗅覚受容体と呼ばれるものと結合すると、神経インパルスに変換され、嗅神経を介して脳に情報が伝わる、というプロセスで、(参考*1)  

これは他の「人間の五感」の中でも一番短いプロセスなのだそうです。

 この理由について、正確には分かっていないそうですが、 

おそらく動物が生き残っていくために必要な、危険察知・回避する能力、または子孫を残すために必要なフェロモンを嗅ぎとる能力に由来するのではと考えられています。(参考*1) 

(詳しくはまたどこかで書きたいと思います) 

 このように、他の自然療法とは異なり、
香りは脳に直接アプローチが出来るため、 

認知症などにもその活用が期待されています

認知症を発症された方が、その人らしさを取り戻す、
そしてパートナーの方も心身共に健康でいられる、
そんなお手伝いを、アロマでしたい、というのも、
私の実現したいことのひとつです。

参考*1 :「〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマテラピーと先端医療」NHK出版新書  塩田 清二 著